トイレダッシュ!猫が『トイレ後』に走り回る2つの理由
こんにちは!
猫って何故かトイレの後に急に走り回りませんか?
走り回らなくても、何故か『にゃおにゃお』泣き出したり、噛んだり、トイレの後は妙にハイになって、おかしな行動をし始めます。
猫を飼いはじめてすぐの時は、トイレをする度に見たことないような猛ダッシュをする猫に『どこか痛いの?!』とオロオロしたものです。
しかしうちの猫だけでなく、色んな猫が『トイレダッシュ』をすると知り、『どこかが痛いわけではないんだ』と安心しました♪
ではなぜ、猫達はトイレの後に『トイレダッシュ』をするのでしょう。
実ははっきりとした原因はわかっていないのだとか・・・。
今回は諸説ある『トイレダッシュ』をする理由をご紹介します♪
◆敵から逃げるため
トイレをするとき、猫はとても無防備になります。
しかも猫のうんちやおしっこは臭いがきつく、用を足したことがすぐにわかってしまいます。
今は人に飼われていて、外で天敵に用を足している最中に襲われるなんて経験をしたことはないでしょう。
しかし、まだ人に飼われる前、野生で暮らしていた頃は用をしている最中に敵に襲われてしまうこともあったはずです。
無防備になり、敵に居場所がばれてしまうかもしれない、『トイレ』は野生に生きていた猫にとって、かなり危ない行為だったのかもしれません。
そのため野生で暮らしていた猫は、用を足した後は素早く用を足した場所から逃げ出したといいます。
トイレの臭いやトイレの最中の無防備な姿に惹かれてやって来た天敵から襲われないための猫なりの作戦だったのでしょう。
現在、人に飼われていて、野良の経験がなかったとしても、野生にいた頃の『危険』を体が覚えており、本能的に用を足した後はその場から駆け出すのかもしれませんね。
◆大仕事が終わりテンションが上がる
野生に暮らしていた猫にとって『トイレ』は大仕事だったと言われています。
猫にとって、おしっこやうんちは自分の縄張りを主張する大切なアイテムです。
そのため命の危険があったとしても、たまには縄張りを主張するために目立つところで用を足さなければなりませんでした。
天敵に見つかるかもしれない恐怖と、自分の証を残さなければいけない使命を成し遂げるのに、猫はかなり神経を使ったのでしょう。
そんな神経をすり減らす『トイレ』が終わった後は気分もスッキリして、テンションが上がることから走り出してしまったと言われています。
その『テンションがあがる』という名残だけが今の猫にも残ってしまったのかもしれません。
*キーワードは『名残り』
どちらの説も『野生の頃の習慣』が本能的に残っているせいで猫は『トイレダッシュ』をする、と言うことのようです。
トイレダッシュはする猫もしない猫もいるようですが、トイレダッシュをする猫達はもしかすると野生が強く残っている猫なのかもしれません。
貴方の家の猫も、トイレダッシュをするタイプの猫なら『野性的なワイルドな猫なのね』と思い、そっと見守ってあげましょう♪