猫は浮気者?複数の飼い主を上手に使い分けているらしい…(泣)
今でも語り継がれる「忠犬ハチ公」物語。しかしこれは猫には当てはまらないようです。
我が家に来る野良猫のむうちゃん。毎朝同じ時間にご飯をねだりにくるので、てっきり野良猫だと思っていましたが、なんとご近所の飼い猫だったことが判明。イエネコとして愛されて育っているのに、どうやら私の家ともう一軒のお宅に毎日ご飯をもらいに出掛けていたようです。
我が家では野良猫だと思っていましたが、もう1軒のお宅ではその家の猫のようにふるまってリビングで昼寝もしていたといいますから、まるで本宅と愛人宅を行き来する浮気者のようですね。
今回は、猫が飼い主をどう見ているのかが判る、悲しい現実をご紹介しましょう。
☆猫は人ではなく家に懐く
これはよく聞く話ですが、実際に猫を連れて新しい家に引っ越しても、猫によっては元の家を探し出して戻ってしまうことがよくあるそうです。
猫の関心は飼い主との生活ではなく、家の環境の方が大事なのかも。もともと猫は環境が変わるのを嫌います。自分の縄張りに神経質な動物ですから、当然かもしれません。
しかし犬は縄張りから遠く離れた場所に引っ越しても飼い主のいる場所に満足するのに対し、猫はいつまでも不満を持つとか。猫と新居に引っ越すときは、くれぐれも猫が家出しない様に注意して下さいね。
☆猫は飼い主との主従関係を認めない
犬は飼い主の言うことはよく聞きます。マテ、おすわり、が出来るのは人間を飼い主と認めて主従関係が作れているからです。
しかし猫は人間と遊ぶときも他の猫と遊ぶときも態度は変わりません。猫は人間を飼い主ではなく、大きな猫だと認識しているのだとか。主従関係よりも対等な関係として付き合っているようです。
ですから、猫は飼い主(人間)が変わっても同様に遊んだりご飯を貰って食べたりします。飼い主がいなくても、おいしいご飯をくれる人間はみな平等、みんな友達だよね、というのが猫の考えの様です。
そしてまるで友達を使い分ける様に、遊んで楽しい人、美味しいご飯をくれる人、とそれぞれの人間を使い分けて付き合っているのだとか。あなただけよ?。という猫は残念ながらいないようですね。
いかがですか。私は愛猫カイトがいなくなったら、夜も眠れない程心配すると思いますが、どうやらカイトはご飯と家が変わらなければ私がいなくてもそんなに気にしないのかも…(泣)
外国の実験でも、飼い主と犬を同じ部屋に入れて飼い主だけ外に出た場合、犬は必ず飼い主を追いかけるそぶりをしますが、猫の場合は知らんぷりの場合が多かったとか。
犬と違ってドンファンな猫。まあ、そこが猫の魅力なのかもしれませんねぇ。