【猫の不思議】猫が獣臭くない3つの理由
犬を飼っている・飼っていたことのある人はわかるかもしれませんが、犬は長期間シャンプーをしないと『犬臭い』においになります。
別に私は『犬臭い』のが嫌いなわけではありません。
しかし、我が家で飼われていたラブラドールはシャンプーをサボると犬臭いだけでなく『フケ』もでてきて、衛生的に良くないように思い、頻繁にシャンプーをするようにしていました。
しかし、猫はあまりシャンプーしなくても毛並みは綺麗ですし、『猫臭い』と感じたことはありません。
なんだったら少し良い匂いがしているような気さえしてしまいます。
なぜ猫は『体臭』があまりしないのでしょうか?
不思議な猫の『体臭』について調べてみました!
◆ハンターだから
猫は元々は狩りをして暮らしていた『ハンター』です。
獲物に見つからないように身を隠し、タイミングを見計らい飛び出し、獲物を捕らえていました。
獲物に気配を察知されてはいけないのに、猫自身の体臭がしていると獲物に『猫に狙われていること』がばれてしまいます。
猫が隠れて獲物を狙う意味は無くなってしまうのです。
そのため、猫はなるべく自分の臭いがしないように進化したのだそうです。
そんな『ハンター』としての習性が現在の猫たちにも受け継がれているのでしょう♥
◆汗腺が少ないから
人間も含めて動物は汗や老廃物のでる『汗腺』から体臭を放ちます。
汗腺が多かったり、全身にあるほど、臭いがきつくなるのです。
実は犬は『汗腺』が全身にあります。だから、少しシャンプーを怠っただけで『犬の臭い』がするようになるのでしょう。
対して猫は汗腺が極端に少ないと言われています。
しかも、全身に汗腺があるわけではなく、顎の下や尻尾など散らばって汗腺があります。
汗腺が少なく、しかも分散しているので、猫はあまり臭いがしないようです。
◆日光浴
猫はお日様の光が大好きです♥
暖かい日向でうつらうつらしている姿をよく見かけますよね。
お日様の光には除菌効果があることは有名です。
猫も日向ぼっこをすることで臭いのもとにもなる雑菌を除菌しています。
臭いの原因になるもの自体を除菌しているので、体も清潔に保て、臭いもしないのかもしれませんね。
また日光浴と合わせてグルーミングでも汚れを落としているので、余計に『猫臭さ』を感じないのでしょう♪
猫の元々持っている特徴と猫のお日様が大好きなことで、猫自身の体を綺麗に保ちつつ臭いを抑えているようです。
とはいえ、猫もたまには洗わないと臭くなります。
もう少しすれば、暖かい春がやってます♥
暖かい季節になったら、猫もお風呂にいれてあげてくださいね♪