猫がむせるのは意外なコレが原因だった?飼い主が注意したいポイント
普段はグータラ寝ている猫が苦しそうにケホケホとむせていたら、とても心配になりますよね。
猫の咳が出る病気は色々ありますが、最もポピュラーな病気がフィラリアか猫ウィルス性鼻気管炎。そして毛球症あたり。しかし完全室内飼いでお手入れもバッチリ、毎年予防接種していれば、それほど発症率は高くないはず。
実は猫のケホケホは、意外なことが原因だったりします。私も思わずへ?と思ってしまいました。
今回は、これは知っておくといいかも?猫のむせる原因で考えられることを紹介します。
☆部屋が乾燥している
特に冬場はコレが結構原因だったりします。部屋を暖かくするために暖房を付けっぱなしにしていると、人間も段々肌が乾燥したり、目も充血したりしませんか?
特にコタツでヌクヌクしている猫は、部屋の中が乾燥していると「歩く静電気」状態。水分をとりたがらないので余計に部屋の乾燥は猫の喉を痛める原因となります。
お猫様のそばには、加湿器をセットしてあげましょう。かなりケホケホが少なくなるかも知れません。
☆ドーム型のトイレを使っている
いえ、別にドーム型のトイレに問題があるわけではありません。気をつけたいのは「トイレの砂」の方です。
トイレの砂の成分をいちいちチェックする飼い主さんは少ないかもしれません。しかし中国製の安価なトイレの砂の中には粗悪な紙や材料を細かく粉砕してトイレの砂の原料にしているものもあります。
ドーム型の狭いトイレの空間の中で、排泄するたびに悪質なトイレ砂をかけていたら、粉塵がまるでアスベスト被害同様の状況となって猫の体を蝕んでも不思議ではありませんよね。
せめて屋根のないトイレなら空中に飛散しますが、ドーム型のトイレだとそうはいきません。
もしかして、トイレで排泄するたびに猫がむせているとしたら、猫の砂を安心出来る商品と取り替えてみてはいかがでしょうか。
☆口の中に異変がある
喉に何かが引っかかっている、歯周病で痛いなど、口内にトラブルがある場合、ねこはよくむせるような仕草をします。
これは意外に飼い主が原因に気づきにくいので、動物病院へ連れて行った方が良いでしょう。
そのまま放置しておくと、あとで症状が進んで大手術になってしまう可能性もあります。
いかがですか。猫がむせる原因は病気だけとは限りません。言葉が話せない分、態度で示す猫。
何もなければむせることはないので、原因を突き止めましょう。飼い主は毎日注意深く猫の行動を見守ってあげる必要がありそうです。